薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

初心者薬剤師さん救済のため、薬の名前の由来などをザックリ解説していきます。

プレドニン眼軟膏とは、目の周りのかゆみに使えるステロイドの塗り薬です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

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プレドニン眼軟膏とは、目の周りのかゆみに使えるステロイドの塗り薬です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

目のかゆみが引き金となって目の周りの肌が悪化した

目のかゆみケアを主体とした際に、眼科で出される薬にはどのようなものがあると思われますか?

眼科で出される主な薬には、以下のようなものがあります。

 ■ステロイド

・目の周りの皮膚の症状のひどいときに一時的に使用します
目全体に行きわたらせる点眼剤タイプと、目のふちなど局所的に使う塗り薬があります。


・フルメトロン点眼液(参天製薬
・リンデロン点眼液(塩野義製薬
プレドニン眼軟膏(塩野義製薬

 ■抗アレルギー剤

・かゆみ物質となるヒスタミンを抑制する成分などが入れられています。
ステロイド剤と比較すると、効能は緩やかですが、市販薬よりは効果が高いことから、目のかゆみを感じたときは病院で処方してもらう方が治りが速いです。


・ザジテン点眼液(ノバルティスファーマ
・パタノール点眼液(日本アルコン)
・リボスチン点眼液(参天製薬

眼科で扱われているステロイド剤の眼軟膏は非常に弱いものです。
強さは「ランクⅤ 弱い week」と言えます。
最下位の弱さとはいえども、目の周りの皮膚は非常に薄いので、よく効きます。

それとは逆に、強いステロイド剤が目に入ると眼圧が上がり緑内障を引き起こす危険性があります。

その理由で、眼科でステロイドを2週間以上使う場合は、基本は、眼圧を測る診断をしながら塗布するようになっています。


基本的には、ひどいかゆみやむくみ、目やに等の症状が悪化している時や、抗アレルギー剤が効かないときにステロイド剤を使われます。

  

眼科では、ステロイド剤は、目のふちや目自体は使用しますが、まぶたの症状は扱えません。

まぶたがムズムズすると掻いてしまい、眼球を圧迫するので弱いステロイドを塗ったほうが良いケースがあります。

 

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