スイニーとは糖尿病の薬で、DPP−4阻害薬のお薬です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)
スイニーとは糖尿病の薬で、DPP−4阻害薬のお薬です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)
スイニーは、DPP−4阻害薬に属し、糖尿病の薬でファーストチョイスになりつつある薬です。
DPP−4阻害薬の特徴として、血糖値が高いときにのみ、血糖値を下げるので、低血糖を起こしにくい、
また、血糖値も、他の薬に引けを取らないくらいに、低下させることが出来るお薬です。
何をおいても低血糖を起こしづらいことは患者さんにとって最大のメリットと考えられるのではないでしょうか。
このDPP−4阻害薬はびっくりすることに、現在7剤も市場にでております。
販売順に並べてみますと、
- シタグリプチン(ジャヌビア、グラクティブ)MSD、小野
- ビルダグリプチン(エクア)ノバルティス
- アログリプチン(ネシーナ)武田
- リナグリプチン(トラゼンタ)ベーリンガー、リリー
- テネリグリプチン(テネリア)第一三共、田辺三菱
- アナグリプチン(スイニー)興和、三和科学
- サキサグリプチン(オングリザ)協和発行キリン
7成分8製剤です。
一般的には、処方される流れとして、
とりあえず最初に市場に出たジャヌビア。
ジャヌビアで、効果が不十分な場合に、1日2回タイプで効果が強いエクア。
MR(武田)製薬だから、ネシーナ。
胆汁排泄型で安全性に魅力のあるトラゼンタ。
1年ぐらい経つと、この薬は効果効能が減弱してくることが考えられています。
そこで脂溶性でいいと言われているテネリア。
薬価が安くコレステロールにも効果があるスイニー。
薬価が安くエビデンスに富んでいるオングリザ。
DPP−4阻害薬は、これだけの薬剤があるので、患者さんへ最適な薬剤を選択できるということでもあります。
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