薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

初心者薬剤師さん救済のため、薬の名前の由来などをザックリ解説していきます。

トルリシティは、糖尿病薬のGLP1作動薬に属する薬です、それぞれのGLP1作動薬の特徴・違いとは?薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

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トルリシティ糖尿薬のGLP1作動するですそれぞれのGLP1作動薬の特徴違いとは?薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師教える薬の全て

 

GLP-1受容作動の種類

トリルシティ糖尿薬のGLP1作動ビデュリオンと同じ1回の非常に糖降時間長いお薬になります

GLP1作動GLP-1受容結合し

GLP-1の作用(インスリン産生を促す作用の他に膵臓β細胞の増加新生の促進グルカゴン泌を抑え

排泄遅延作用中枢を介して抑制などの血値を下げる働き保護作用を示します

この働きにより、低血糖のリスクの少ない血糖降下作用と、体重減少効果が期待できる糖尿病薬が、GLP1作動薬です。

それぞれのGLP1作動薬の特徴を比較してみます。

  • リキスミア(リキシセナチド) 1日1回朝食前投与です
  • ビクトーザ(リラグルチド) 人のGLP-1由来HbA1c低下1日1回朝か夕、投与です。
    エキセナチドより産生が少ない(人由来で、構造あまりいじってないのでとして認識されにくいと考えられます
  • バイエッタ(エキセナチド) トカゲの唾液から作られる1日2回投与です。
  • ビデュリオン(エキセナチド) バイエッタの改良版、1回投与です。
  • トルリシティ(デュラグルチド)・・・ペン1回一体になっている製剤。ビデュリオンのように振る必要がなく注射針をつける手間もないです

トルリシティの特徴

トルリシティ皮注0.75mg1回投与の持続GLP-1受容作動薬です。

トルリシティの半減期4.5一回同じ関係なく投与できる薬剤でありますが投与を忘れた時

次回投与までの期間3日間(72時間以上ならば気づいた時点ですぐに投与その後はいつものにトルリシティを投与します

次回投与までの期間が3日間未満であれば投与をせずに次の回のいつものにトルリシティを投与する

トルリシティは、SU剤併用により糖のリスク30増加するので併用時の低血糖には注意します

トルリシティの保管2-8℃保存凍結注意室温保存14以内・30℃以下

トルリシティの主な副作用便秘す。

GLP1作動とはどのような作用があるのか

GLP1作動GLP1というホルモンと同じ作用を持つ物質を投与する事糖を下げるお薬です

GLP1作動インクレチンを増やし強力に改善させる糖尿の一つです。

インスリン膵臓分泌されるホルモン血液の糖(糖)を細胞に取り込む働き持っています。。

インクレチン小腸から分泌されるホルモンインスリンのを促す働き持っています

要するにインクレチン増えればインスリンが多くなり糖を下げるという事です

GLP1(ヒトグルカゴンプチド1)インクレチンの一つです。

GLP1作動GLP1アナログ製剤と呼ばれておりインクレチン同様の働きをするように作られた糖尿です

GLP1作動GLP1(インクレチン)と同じ働きをするので投与するとインスリン増え下がり糖尿改善します

糖尿治療インスリンを投与する場合もありますインスリン投与した分だけ下げますので

低い場合に投与してしまうと下がりすぎてになってしまう危険があります

インスリンに対してインクレチン高い時は下げます

低い時はそれ以上ないというになりにくい素晴らしい特徴持ってます

GLP1作動GLP1を直接体内に入れるので強力に改善させてくれます

GLP1作動薬の改善効果は個人差もあるので一概には言えないですが飲みよりも強く

飲み糖降作用が最も効果強いと言われているSU剤よりも強力と言われています

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GLP1作動インクレチンを増やします

GLP1作動インクレチンの1つであるGLP1のアナログ製剤ですのでGLP1作動薬の作用機序知るには

まずはインクレチンについて知らなければいけません

インクレチンというのは私たちの身体の中に元々あるホルモンGLP-1(Glucagon-Like Peptide1)の他

GIP(Glucose-dependent Insulinotropic Polypeptide)などがあります

GLP1上がってくると小腸下部からされ膵臓のβ細胞上にあるGLP1受容結合します

これにより膵臓β細胞からインスリンされます。インスリン糖を下げるはたらきがあるためこれにより下がります

またインクレチングルカゴンという糖を上げるホルモンの減らす作用もあります

インクレチンただ糖を下げる指令を出すだけではありません

インクレチンのすごいところは下がりすぎないような仕組みを持っていることです

インクレチン高いだけされ低い時にはされないという仕組みを持っており

インクレチンによって高い時の糖を低い時はそれ以上糖をないのです

糖尿治療を行う例えばSU剤などのお薬インスリンそのもの増やします

SU剤しっかりと糖を下がりますが低い時も更に下げてしまうため糖のリスク出てきます

意識レベル低下し最悪の場合にも関わるような重篤な副作用です

SU剤に対してGLP1アナログ製剤インスリンそのものを増やすのではなく

インクレチン(正確にはインクレチンと同じ作用を持つ物質)を増やします

GLP1インスリンの泌を促します直接インスリンをさせるのではなくGLP1受容を介してインスリンをさせます

GLP1膵臓β細胞にあるGLP1受容くっつくインスリンされます

β細胞インスリンを分泌する際にを取り込んでそれエネルギーとしてインスリンをします

という事は低い時はたとえGLP1受容刺激されインスリンしにくいという事です

GLP1を増やす高い時にはよりしっかりと糖を下げてくれつつ

低くなってしまったときには糖をげすぎないという理想的な治療が可能になるのです

 

糖尿とは高い状態続いてしまう病気です

糖尿恐ろしいところは「糖尿神経障害「糖尿網膜症」「糖尿腎症」等の合併の引き金となることです

しびれ失明障害などといった合併を防ぐため薬を服用し適切にコントロールする必要求められます
 

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