キネダックは糖尿病神経障害の予防に使われる糖尿病薬です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

キネダックは糖尿病神経障害の予防に使われる糖尿病薬です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て) 

  キネダックは糖尿病神経障害の予防に使われる糖尿病薬です

糖は重要な栄養素ですが、糖が量が多いと毒性を示すようになります。

血糖値(血液中の糖分)が高くなってしまう病気として糖尿病があり、神経障害を引き起こし、しびれや疼痛、心拍数の変動などを引き起こしてしまいます。

 

こういった糖尿病による合併症を防ぐため使われる薬としてキネダック(エパルレスタット)があります。

キネダック(エパルレスタット)アルドース還元酵素阻害薬という種類の薬になります。

キネダック(エパルレスタット)の作用機序
糖尿病では血糖値が高くなってますが、糖の濃度が高いことが死に繋がるわけではないです。

糖尿病により、腎臓の機能が悪くなって透析が必要になってしまったり、目が見えなくなって失明したりすることが危険なのです。

 

要するに、糖尿病によって引き起こされる合併症が問題になります。糖尿病の合併症として、腎機能悪化や失明以外に「神経障害」があります。

 

神経は痛み等といった感覚を伝える器官なので、神経が障害されることでしびれや疼痛を引き起こしてしまいます。

その上、発汗や血圧、心拍数の調節なども神経が行っているので、神経障害により心拍変動の異常が見られるリスクもあります。

 

そして、この糖尿病性神経障害が起こるファクターとして、ソルビトールという物質が大きく関わっています。

神経細胞ソルビトールが蓄積してしまうと、神経細胞の機能低下や血流低下などにより、細胞機能が障害されてしまうのです。

 

その為、糖尿病による神経障害を治療するには、神経細胞へのソルビトール蓄積を抑えれば良いという事がわかります。

 

この時に、糖尿病で重要とされる糖は別名でグルコースとも呼ばれており、グルコースソルビトールへと変換される経路があります。

このグルコースからソルビトールへと変換に関わる酵素としてアルドース還元酵素が知られています。

 

ただし、このソルビトールが生成される経路は通常の状態ではあまり活動しません。

しかしながら、糖尿病を発症して血糖値が高くなってしまうと、アルドース還元酵素が活発になってしまい「グルコースソルビトール」への変換が促進されてしまいます。

その結果、神経障害が引き起こされてしまいます。

 

すなわち、アルドース還元酵素を阻害すれば、ソルビトールの生成が抑制されるために神経障害を抑えられることが分かります。

キネダック(エパルレスタット)アルドース還元酵素を阻害薬することにより、

糖尿病性神経障害を防ぐ薬になります。

 

糖尿病とは血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。

糖尿病の恐ろしいところは「糖尿病神経障害」、「糖尿病網膜症」、「糖尿病腎症」等の合併症の引き金となることです。

しびれ、失明、腎障害などといった合併症を防ぐため、薬を服用し血糖値を適切にコントロールする必要が求められます。
 

薬に頼らない糖尿病対策


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