ヒューマログとは、糖尿病薬の超速効型インスリン製剤です。ヒューマログ注ミリオペンは注射器の長さが短く扱いやすい・また単位設定や注入の際に音がしない等の特徴があります。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

ヒューマログとは、糖尿病薬の超速効型インスリン製剤です。ヒューマログ注ミリオペンは注射器の長さが短く扱いやすい・また単位設定や注入の際に音がしない等の特徴があります。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

 

ヒューマログ注ミリオペンは、超速効型のインスリン製剤で、

注射後10~20分以内と速やかに効果を発揮します。
その為、速効性スルホニルウレア薬やα-グルコシダーゼ阻害薬と同じ様に、食事の直前に投与します。

 

インスリン製剤は未開封の状態では冷蔵庫(2~8℃)で保存します。
開封後は冷蔵庫内ではなく、室温で保存します。
これの理由として、結露による詰まりの防止と、1ヶ月程度なら室温でも安定なことが証明されているからです。

  

超速効型インスリンの違い

超速効型インスリン製剤には、ノボラピッド、アピドラ、ヒューマログがあります。

 

ノボラピッドアピドラヒューマログの3つに、それほど大きな違いは無いです。


ノボラピッドアピドラヒューマログの3つのうち

どれを使用するかについては、使い慣れたデバイスが良いでしょう。


ランタスロスターを使っているのであれば、アピドラソロスター

トレシーバフレックスタッチを使っているのであれば、ノボラピッドフレックスタッチ、といったようにです。

「アピドラ」は、ヒトインスリンのアミノ酸を置換し製剤中に亜鉛を含まない特徴的な製剤設計がされています。

ヒューマログ注ミリオペンは注射器の長さが短く扱いやすい・また単位設定や注入の際に音がしない等の特徴があります。

 

 バイス(注射器)  の違いとは

各製剤にオリジナリティ豊かな注射器があります。

プレフィリド/キット製剤(注入器一体型)にはノボ社「フレックスペン」と

最近発売になった「フレックスタッチ」、リリー社「ミリオペン」、サノフィ社「ソロスター」があります。

ざっとそれぞれの売りを言ってくと、フレックスタッチがボタンの軽さと注入精度、

ミリオペンは注射器の長さが短く扱いやすい・また単位設定や注入の際に音がしない(周囲に気づかれにくい)、

ロスターの方は持効型インスリン製剤でもっとも多く出ているランタスと同じ形状のものを

使用できるという特徴があります。 

インスリン製剤によるインスリン療法とは?

健康な人は、血液中に少量のインスリンがいつも分泌(基礎分泌)され、

そして、食後に血糖値が上昇すると大量のインスリンを分泌(追加分泌)することによって

血液中のブドウ糖の量が一定に保たれるよう、血糖値の調整が行われているのです。

1型糖尿病は、このインスリンが非常に不足している状態かまたはインスリンが全くない状態なので、

このインスリンの調整を自然に行うことができない状態になってしまっています。

そのために、1型糖尿病ではインスリン製剤を自己注射することによって体の外からインスリンを補って、

健康な人と同じ血糖値の変動パターンに近づけて血糖コントロールを図ります。これがインスリン療法というわけです。


2型糖尿病であっても、1型糖尿病が疑われたり血糖コントロールが経口薬のみでは

上手くいかないケースや妊婦などに用いられます。


以前は、インスリン療法といえば、血糖コントロールが上手くいかないケースの最後の手段とされていましたが、

インスリン製剤やインスリンの治療方法が飛躍的な進歩を遂げて、

インスリン療法を取り巻く環境は今なおも進化し続けているのです。

更に、糖尿病合併症の予防を目的に「早期の内から良好な血糖コントロールを可能にする」

といった治療の概念に基づき積極的なインスリン導入が推奨されるようになったので、

1型糖尿病だけではなく2型糖尿病にも広く受け入れられ

インスリン療法が活用されています。

 

糖尿病とは血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。

糖尿病の恐ろしいところは「糖尿病神経障害」、「糖尿病網膜症」、「糖尿病腎症」等の合併症の引き金となることです。

しびれ、失明、腎障害などといった合併症を防ぐため、薬を服用し血糖値を適切にコントロールする必要が求められます。
 

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