ヒューマリンはヒトインスリン製剤で、インスリンアナログ製剤に切り替わって、あまり主流でなくなったヒトインスリン製剤の一つです。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

ヒューマリンはヒトインスリン製剤で、インスリンアナログ製剤に切り替わって、あまり主流でなくなったヒトインスリン製剤の一つです。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

 

インスリン製剤の区分け

インスリン製剤は大きく2種類に分類できます。その2つがヒトインスリン製剤インスリンアナログ製剤です

ヒトインスリン製剤とは、体の中のインスリンと同じ構造を持つ製剤で、

遺伝子組み換え技術によって開発されたものです。

ヒトインスリン製剤には

「ヒューマリン」

「ノボリン」

などがあります。

  

もうひとつの、インスリンアナログ製剤とは、ヒトインスリンを人工的に改造したものです。

インスリンを人工的に手を加えることにより、インスリンと同じ作用を持ちながらも薬物動態が改善することに成功しました。

要するに、ヒトインスリン製剤をバージョンアップしたものがインスリンアナログ製剤と言っても良いでしょう。

 

ヒトインスリンであるヒューマリンなどは、

現在、インスリンアナログ製剤に切り替わってしまい、

あまり使われていないヒトインスリン製剤の一つになります。

 

インスリン製剤の保存方法

インスリン製剤は未開封の状態では冷蔵庫(2~8℃)で保存します。
開封後は冷蔵庫内ではなく、室温で保存します。
これの理由として、結露による詰まりの防止と、1ヶ月程度なら室温でも安定なことが証明されているからです。

 

インスリン製剤によるインスリン療法とは?

健康な人は、血液中に少量のインスリンがいつも分泌(基礎分泌)され、

そして、食後に血糖値が上昇すると大量のインスリンを分泌(追加分泌)することによって

血液中のブドウ糖の量が一定に保たれるよう、血糖値の調整が行われているのです。

1型糖尿病は、このインスリンが非常に不足している状態かまたはインスリンが全くない状態なので、

このインスリンの調整を自然に行うことができない状態になってしまっています。

そのために、1型糖尿病ではインスリン製剤を自己注射することによって体の外からインスリンを補って、

健康な人と同じ血糖値の変動パターンに近づけて血糖コントロールを図ります。

これがインスリン療法というわけです。


2型糖尿病であっても、1型糖尿病が疑われたり血糖コントロールが経口薬のみでは

上手くいかないケースや妊婦などに用いられます。


以前は、インスリン療法といえば、血糖コントロールが上手くいかないケースの最後の手段とされていましたが、

インスリン製剤やインスリンの治療方法が飛躍的な進歩を遂げて、

インスリン療法を取り巻く環境は今なおも進化し続けているのです。

更に、糖尿病合併症の予防を目的に「早期の内から良好な血糖コントロールを可能にする」

といった治療の概念に基づき積極的なインスリン導入が推奨されるようになったので、

1型糖尿病だけではなく2型糖尿病にも広く受け入れられ

インスリン療法が活用されています。

 

糖尿病とは血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。

糖尿病の恐ろしいところは「糖尿病神経障害」、「糖尿病網膜症」、「糖尿病腎症」等の合併症の引き金となることです。

しびれ、失明、腎障害などといった合併症を防ぐため、薬を服用し血糖値を適切にコントロールする必要が求められます。
 

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