糖尿病の薬、選択的DPP-4阻害薬 スイニー、ネシーナ、オングリザ、ジャヌビア、グラクティブ、テネリア、エクア、トラゼンタ、マリゼブ、ザファテック 薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)
糖尿病薬で、選択的DPP-4阻害薬は、
DPP-4酵素を阻害し、インクレチンによるDPP-4による分解を抑制します。
インクレチンは、血糖値を正常な範囲に調節するホルモンですので、
DPP-4酵素を阻害し、インクレチンを正常化し、
糖尿病患者のHbA1cを減らすのが、DPP-4阻害薬です。
比較的、低血糖症状のリスクが低い薬でもあります。
選択的DPP-4阻害薬
スイニー(アナグリプチン)
適応症
2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで効果不十分な場合に限ります)
スイニーの用法用量の初期投与量・最大量
1回100㎎を朝夕、1日2回
スイニーの副作用の注意点
冷や汗などの低血糖症状に注意が必要です。
選択的DPP-4阻害薬
ネシーナ(アログリプチン)
適応症
ネシーナの用法用量の初期投与量・最大量
特にないです。
ネシーナの副作用の注意点
冷や汗などの低血糖症状に注意が必要です。
選択的DPP-4阻害薬
マリゼブ(オマリグリプチン)
適応症
マリゼブの用法用量の初期投与量・最大量などの注意点
1週間に1回25㎎。
マリゼブの副作用の注意点
冷や汗などの低血糖症状に注意が必要です。
選択的DPP-4阻害薬
エクア(ビルダグリプチン)
適応症
エクアの用法用量の初期投与量・最大量などの注意点
1日2回、1回50㎎。
エクアの副作用の注意点
冷や汗などの低血糖症状に注意が必要です。
選択的DPP-4阻害薬
トラゼンタ(リナグリプチン)
適応症
トラゼンタの用法用量の初期投与量・最大量などの注意点
1日1回5㎎。
トラゼンタの副作用の注意点
冷や汗などの低血糖症状に注意が必要です。