鎮咳去痰薬の名前の由来をザックリまとめます!薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)
19-鎮咳薬・去痰薬
コデインリン酸は、昔から使われている鎮咳薬で、脳の中枢の興奮を抑えて、咳を鎮め、
コデインリン酸は、咳を止めるだけでなく、鎮痛・鎮静作用、下痢を抑える作用があります。
コデインリン酸は、急にやめたりすると、
発汗、吐き気、下痢などが現れることがあるので、注意が必要です。
コデインリン酸は、眠気やめまいが起こることがあるので、
車の運転や危険な作業は避けましょう。
コデインリン酸は、重い呼吸抑制のある人、気管支喘息発作中の人などは、
服用してはいけないので、要注意です。
コデインリン酸の副作用は、かゆみ、吐き気、便秘などに注意してください。
中枢鎮咳薬(麻薬性) 鎮咳去痰薬
劇薬
コデインリン酸の効果・効能
1-鎮咳。2-疼痛時における鎮痛、激しい下痢症状の改善。
コデインリン酸の作用・働き
1-延髄にある咳中枢に作用する事で咳を鎮めます。
2-オピオイド受容体に作用して痛みを抑えます。
3-オピオイド受容体に作用して下痢を改善します。
中枢鎮咳薬(非麻薬性) 鎮咳去痰薬
フスタゾール(クロペラスチン)
フステンから、フスタゾール(鎮咳去痰薬)
咳の(フステン)から⇒(フスタゾール)
フスタゾールの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳。
フスタゾールの作用・働き
延髄にある咳中枢に作用する事で咳を鎮めます。
フスタゾールは、脳の咳中枢の興奮を抑え、
風邪などの感冒や気管支炎などに伴う咳を鎮めます。
フスタゾールの副作用として、
眠気、口の渇きなどに注意してください。
中枢鎮咳薬(非麻薬性) 鎮咳去痰薬
アストミン(ジメモルファン)
アストミンの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳。
アストミンの作用・働き
延髄にある咳中枢に作用する事で咳を鎮めます。
アストミンは、脳の咳中枢の興奮を抑える作用があり、
気管支炎、肺炎などの咳止めに用いられます。
コデインリン酸は麻薬性鎮咳薬で、効き目が強めで、依存性が高いのに対し、
アストミンは、非麻薬性鎮咳薬で、効き目は穏やかですが、依存性が低いので、安全性が高いです。
アストミンの副作用として、
食欲不振、口の渇き、吐き気などに注意が必要です。
中枢鎮咳薬(非麻薬性) 鎮咳去痰薬
アスべリンの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳。
アスべリンの作用・働き
延髄にある咳中枢に作用する事で咳を鎮めます。
アスベリンは、脳の咳中枢の興奮を抑えて咳を鎮める咳止めです。
また、アスベリンは、気管支からの分泌物を増やして、痰を吐き出しやすくする作用も持っています。
アスベリンの副作用として、
眠気、吐き気、めまいなどに注意してください。
中枢鎮咳薬(非麻薬性) 鎮咳去痰薬
メジコとコンコンで、メジコン(鎮咳去痰薬)
医師を意味する(メジコ)の(メジ)と、コンコンと乾いた咳のコンで(メジ-コン)⇒(メジコン)
メジコンの併用禁忌
MAO(マオ)阻害薬 エフピー(セレギリン)痙攣、昏睡のリスク
メジコンの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳。
メジコンの作用・働き
延髄にある咳中枢に作用する事で咳を鎮めます。
中枢鎮咳薬(非麻薬性) 鎮咳去痰薬
劇薬
トクレス(ペントキシベリン)
トクレスの禁忌疾患 緑内障(抗コリン)失明のリスク
トクレスの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳。
トクレスの作用・働き
延髄にある咳中枢に作用する事で咳を鎮めます。
トクレスは、脳の咳中枢の興奮を抑え、咳を抑えます。
トクレスには、気管支筋を収縮させる副交感神経を抑えて(β2遮断)
それにより、気管支を広げるので、感冒、気管支ぜんそくなどによる咳止めとしても使われます。
トクレスは、緑内障の人は、使ってはいけない薬ですので注意が必要です。(失明のリスク)
トクレスの副作用として、食欲不振、便秘、口の渇きなどに気を付けてください。
中枢鎮咳薬(非麻薬性) 鎮咳去痰薬
フラベリック(ベンプロペリン)
フラベリックの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳。
フラベリックの作用・働き
延髄にある咳中枢に作用する事で咳を鎮めます。
気道粘膜修復薬 鎮咳去痰薬
ムコウスとダイナミックで、ムコダイン(鎮咳去痰薬)
粘液の(ムコウス)の(ムコ)と、流動化の(ダイナミック)の(ダイン)から(ムコ-ダイン)⇒(ムコダイン)
ムコダインの効果・効能
1-気管支炎に伴う去痰。2-副鼻腔炎の排膿。3-中耳炎の排液。
ムコダインの作用・働き
痰の粘りを取る事で、痰を出しやすくします。
気道分泌促進薬 鎮咳去痰薬
レスプレン(エプラジノン)
レスピレーションとレニティブで、レスプレン(鎮咳去痰薬)
呼吸の(レスピレーション)の(レスプ)と、緩和の(レニティブ)の(レン)で、(レスプ-レン)⇒(レスプレン)
レスプレンの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳、去痰。
レスプレンの作用・働き
痰の粘りを取る事で、痰を出しやすくします。
気道分泌促進薬 鎮咳去痰薬
ビソルボン(ブロムヘキシン)
ビとソルボンで、ビソルボン(鎮咳去痰薬)
2つの作用があることから2を意味する(ビ)の(ビ)、溶解するの(ソルボン)の(ソルボン)で(ビ-ソルボン)⇒(ビソルボン)
ビソルボンの効果・効能
1-気管支炎に伴う去痰。
ビソルボンの作用・働き
痰の粘りを取る事で、痰を出しやすくします。
気道潤滑薬 鎮咳去痰薬
ムコソルバン(アンブロキソール)
粘液のムコウスから⇒ムコソルバン
ムコソルバンの効果・効能
1-気管支炎に伴う去痰。2-副鼻腔炎の排膿。
ムコソルバンの作用・働き
気道の滑りを良くする事で、痰を出しやすくします。
鎮咳去痰薬(配合剤) 鎮咳去痰薬
劇薬
成分の(ブロチン)の(ブロチン)、(コデイン)の(コデイン)で、⇒(濃厚ブロチンコデイン)
濃厚ブロチンの禁忌疾患 緑内障(ステロイド)、アスピリン喘息(麻薬)症状の悪化
濃厚ブロチンコデインの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳、去痰。
鎮咳去痰薬(配合剤) 鎮咳去痰薬
カフコデN(ジフロフィリン・ジヒドロコデイン)
カフとコデインで、カフコデ(鎮咳去痰薬)
咳の(カフ)の(カフ)、(ジヒドロコデイン)の(コデ)で、(カフ-コデ)⇒(カフコデ)
カフコデNのNは、新しいの(ニュー)から、カフコデN
カフコデの禁忌疾患 緑内障(ステロイド)、アスピリン喘息(麻薬)症状の悪化
カフコデNの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳。
鎮咳去痰薬(配合剤) 鎮咳去痰薬
フスコデ(クロルフェニラミン・ジヒドロコデイン・エフェドリン)
ジヒドロコデインのコデから⇒(フスコデ)
フスコデの禁忌疾患 緑内障 前立腺肥大(ステロイド)失明、尿閉のリスク
フスコデの効果・効能
1-気管支炎に伴う鎮咳。
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