リパクレオンは、膵臓の消化酵素を助ける薬です。検査値の目安をザックリまとめます。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)
リパクレオン(パンクレリパーゼ)
膵臓の消化酵素のリパーゼの(リパーゼ)の(リパ)、リパクレオンの旧製品の名前の(クレオン)の(クレオン)で、(リパ-クレオン)⇒(リパクレオン)
リパクレオンの効果・効能
1-膵外分泌機能不全における膵消化酵素の補充。
慢性肝炎、肝硬変、多発性骨髄腫の疑いの目安。
総タンパク(TP)の基準値:6.7g以上から8.3g/デシリットル
肝疾患、ネフローゼ症候群の疑いの目安。
アルブミンの基準値:3.8g以上から5.3g/デシリットル
急性肝炎、慢性肝炎の疑いの目安
グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ、AST(GOT)の基準値:8以上から40IU/リットル
急性肝炎、慢性肝炎の疑いの目安
グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ、ALT(GPT)の基準値:5以上から35IU/リットル
アルコール性肝障害、胆道疾患の疑いの目安
ガンマジーティーピー(γ‐GTP)の基準値:男性は50IU/リットル以下
ガンマジーティーピー(γ‐GTP)の基準値:女性は30IU/リットル以下
肝炎、肝硬変、骨軟化症の疑いの目安
アルカリフォスファターゼ(ALP)の基準値:110以上から330U/リットル
急性肝炎、血液疾患の疑いの目安
乳酸脱水素酵素(LDH)の基準値:210以上から400U/リットル
肝炎、肝硬変、胆石症、溶血性貧血の疑いの目安
総ビリルビン(TB)の基準値:0.2mg以上から1.2mg/デシリットル