薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

初心者薬剤師さん救済のため、薬の名前の由来などをザックリ解説していきます。

ワーファリンは、納豆、クロレラ、青汁などと併用すると、ビタミンKにより、ワーファリンの抗凝固作用が阻害され、抗凝固作用が弱るので、 ワーファリン服用中は、納豆、クロレラ、青汁は食べてはいけません。

転職で

抗凝固薬(経口) 抗血栓

ワーファリン(ワルファリン)

ワーフとアリンで、ワーファリン(抗血栓薬)

開発者の(ウィスコンシン アルマーニ リサーチ ファンデーション)の(ワーフ)、(クマリン)骨格の(アーリン)で、(ワーフ-アリン)⇒(ワーファリン)

ワーファリンの併用禁忌

ビタミンK2 グラケー(メナテトレノン)ワーファリン減弱で血栓形成のリスク

抗リウマチ薬 ケアラム(イグラチモド)ワーファリン減弱で血栓生成のリスク

ワーファリンの効果・効能

1-血栓塞栓症による心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症の予防。

ワーファリンの作用・働き

ビタミンKの働きを邪魔することで、血栓が作られるのを抑え、血液の流れを良くします。

 

ワーファリンは、納豆、クロレラ、青汁などと併用すると、ビタミンKにより、ワーファリンの抗凝固作用が阻害され、抗凝固作用が弱るので、

ワーファリン服用中は、納豆、クロレラ、青汁は食べてはいけません。

 

ワーファリンなどの抗凝血薬は、投与量を間違えると、脳内出血など、命に関わる重篤な副作用の危険性がある薬です。

ワーファリンの投与量は、定期的な血液検査によって、決められます。用法用量は、必ず守ってください。

ワーファリンを飲み忘れた場合は、気が付いた時に、できるだけ早く服用してください。

ただし、飲むべき時間から、半日以上経過していたら、1回分をとばし、次回から、1回分を規則的に飲んでください。絶対に、2回分を一度に飲んではいけません。

 

ワーファリンを間違えて多く飲んでしまった場合は、脳内出血など、命に関わる重篤な副作用の危険性がありえますので、すぐに病院に受診してください。

 

ワーファリン服用中は、

骨粗鬆用治療薬のビタミンK2製剤のメナテトレノン(メナテトレノン)、抗リウマチ薬のケアラム(イグラモチド)、口腔・カンジダ症治療薬のミコナゾール(ミコナゾール)、

との併用はしてはいけません。ワーファリンの効果を下げてしまいます。

 

ワーファリンは、ビタミンKを大量に含む納豆、クロレラ、青汁などとの併用は、ワーファリンの効果を弱めるので、絶対に食べないでください。

 

ワーファリンは、血流をよくする薬ですので、怪我をする運動などは避けてください。

ワーファリン服用中は、歯茎の出血、原因不明の出血、血尿、血便など、普段と違うことを感じたら、主治医の診察を受けてください。