高尿酸血症・痛風について、治療方法について。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)
高尿酸血症・痛風について、治療方法について。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)
高尿酸血症では、どういったタイプが多いのか?
食事療法として、プリン体の摂取を制限する。
食事の残りかす、プリン体が尿酸になって、
高尿酸血症の原因になってしまうから。
尿路結石の予防の為、尿のアルカリ化を行う。
尿酸は、酸性物質。尿酸が尿中にでると、pH下がる。酸性になる。ph4ぐらい。
尿酸が固まってしまう。⇒石になってしまう。⇒尿路結石になる。
尿酸は自身を、酸性化し、結石になろうとする。
それを阻止するため、アルカリ化⇒pH5~6ぐらいにする。
アルカリにするわけではない。
つまり、中性に近くする。
pH8にしてしまうと、
リン酸カルシウムができてしまう。また結石ができてしまう。
高尿酸血症としては、尿酸排泄低下型が多い
高尿酸血症は、尿酸排泄低下を促進するため、水分摂取を多めにとることが大切。
水分を多めにとっているか、生活指導が必要。
痛風関節炎の極期には、NSAIDsが最も有効である
痛風発作時には、ただちにNSAIDsの大量投与を用いる
痛風発作時には、尿酸があふれ出てしまっている。⇒白血球の暴走が起きてしまっている。⇒とりあえず、痛みを取るしかない。⇒NSAIDsの大量投与。
痛風発作の前兆とは、ムズムズする感覚。
何か違和感あるな、という足の感覚。
痛風発作とは、なんで起こるか?
関節に尿酸がたまる⇒尿酸がたまってきた、危ないんじゃないの?
⇒白血球が、尿酸を攻撃しだす。⇒しかし、尿酸以上には、分解できない。
⇒尿酸は分解できないまま、白血球は攻撃し続ける。⇒炎症、激痛を引き起こす。
この激痛が、痛風発作。
コルヒチンは、この白血球が、暴走するのを止める。