吃音(どもり)とは?どもるのは脳の疾患? どもりが生じる要因に治療方法 薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

 

吃音(どもり)とは?どもるのは脳の疾患? どもりが生じる要因に治療方法

幼児期に発生することがある吃音症(きつおんしょう)。通称、吃音(どもり)子供が何かの疾患、発達障害かもしれないと懸念する両親も多いのではないでしょうか。酷くなると他の疾患を併発するかもしれません。しかし吃音は幼児期ほど治りやすいことでも知られています。なぜ吃る(どもる)のか発症する要因やどもることになったわけの知識を学んで、子供のペースを崩さない状態づくりや工夫を心掛けましょう!

 

吃音症、どもり(吃音)は疾患?

声が中々出てこない、会話の途中に言葉が詰まってくる状態を、一昔前までは「どもる」「どもり」などと呼んでいたのであります。現在では、「どもる」「どもり」というワードは差別用語放送禁止用語とされ、「吃音症(きつおんしょう)」と言われることが多くなっております。吃音症は「◯◯病」などの病名ではありません。これは、どもる起因がはっきり分かっていないことと、症状がメインの状態であるためです。例えば、吃音症と同じような「◯◯症」には「熱中症」「脱水症」などが挙げられますが、これらについては様々な要因がもとで熱中症状や脱水症状がメインとして起きている状況なのです。その為にも、「吃音症」も吃音という症状がメインで、疾患とは分類されているのです。

吃音症の3つのタイプ別症状

吃音症は言語障害失語症など)と同一視されがちですが、全く異なるものです。言語障害は先天的・後天的な要因があり、言葉の認識、発達の後れや発音の異常が見られることがよくありますが、吃音症は発達障害ではなく、単純に言葉が自然に出ないものです(とは言っても、他の発達障害を併発していることは見受けられます)。一般的には、リラックスしている時や、一人言、歌を歌うときなどは自然にしゃべることができるものの、人前で話すときやどもるよう意識するとつっかえてしまうなど、症状の出方に差があるのが特徴です。

低年齢層の場合は1歳を過ぎる頃から単語を喋るようになります。「ママ」などの言葉が多いじゃないでしょうか。そうして、2〜3歳頃になると単語から「ブーブー、あっち」などと2単語以上を喋るようになると思われます。まだこの頃では言葉をうまくしゃべれないことはもちろんの事、吃音とは別物ですが、3歳を過ぎても、なかなかスムーズに言葉がしゃべれないなどのことがあると、吃音症の可能性があります。どんなような吃音症状があるのかを以下に並べました。

■吃音症の3つの主な症状種類

■ 難発型(無声型)
最初の言葉でつまってしまい、その後の言葉が続かない状態です。「こ・・・・・・・」

■ 連発型(連声型)
最初の言葉を連続してしゃべってしまう状態です。「こ、こ、こ、こ、んにちは」

■ 伸発型
最初の言葉を引き延ばしている状態です。「こーーーーんにちは」

吃音で症状が一番初めに出るのは「難発型」と言われているいます。次いで「連続型」となり、最終的には全部合わさった型になるというタイプが多いといわれているようです。最初の「難発型」や「連続型」の単発のケースではちょっと「言葉が詰まりやすい」「噛みやすい」位の印象の人が多いですが、何個か合わさってくると本人も吃音症に気づき始めます。人前でどもるのが恐怖になり、対人関係をさけたりするようになるといいます。けれど、幼いうちは自身が吃音であることには気づきにくいので、お母さんや家族が気づく事が多いようです。

吃音症(きつおんしょう)を引き起こす3つの要因

吃音は幼い時に発症する割合が高く、大人になってから発症する人は少ないと考えられています。男女比では男性の方がダントツに多いという成果が出ているそうです。それは、言語をつかさどる脳の域が男性に比べ女性の方が広く、認識の違いや言語力の違いがあるだとされています。「口論では女性に勝ち目がない」と言われるものは、理にかなっていることであったのですね。

■吃音症の環境・心理的要因

どもる原因の1つとして古くから考慮されているのが、心理的要因です。トラウマや過度な不安・緊張等のストレスが掛かったときや、交通事故などによっての身体的・精神的ショックの後に、吃音の症状が現れる可能性が大きいとされています。これは幼児期でも成人期でも同じ様なことが考えられます。その中でも子どもの場合、親のしつけ(言葉づかいを注意するなど)が厳しいと子供にどもりが発生することがあると思われますが、現代においてはこれらだけが要因ではない傾向があるようです。

■吃音症の脳機能障害

脳の言語処理機能が低下している時や、脳の神経伝達物質の流れがよくないなどの研究結果がいろいろありますが、はっきりとした要因はわかっていないのが現状なのです。従って、病院の医師でも治療の傾向や捉え方が違うようです。

■吃音症の遺伝的要因

一部分の吃音では原因である遺伝子が見つかったという研究結果がありますが、関連している遺伝子がたくさんあることなどもあり、遺伝子決定論は修正されているようです。また、だからといって遺伝してしまうというものではなく、環境や心理的要因と合わさって急変するのではないかという理論もあります。

吃音症に効果的な治療方法

■吃音症(どもり)は何科に受診すればいいの?

吃音症の診断は主に耳鼻咽喉科神経内科、精神科、心療内科リハビリテーション科などで行なわれていることが大半です。医療機関を選ぶ際は、吃音に対する治療経験のある医師や言語聴覚士がいるかを確認してセレクトするようにするといいでしょう。さらに、子供がどもる要因は数多く考えられるので、症状の状態や要因によって診断する科は異なってきます。耳鼻咽喉科神経内科リハビリテーション科では吃音症を疾患の一つとして、言語の訓練を専門に行っています。ところが、精神科や心療内科ではどもる要因となった精神面を専門にみてくれます。さらに、子供が自分のどもる症状を気にしてしまい心理面でガッカリしていたり、対人関係で苦しんでいたりするケースなども精神科の受診を推奨します。

■吃音症の子どもがどもる際の治療法

幼児期の場合、まだ成長発達段階であり、平常時でも普通に声が出ないことがあります。喋りたい気持ちが行きすぎてしまったり、ナーバスになったりしてどもることもよく見られます。されど、子どもの場合「病院へ行く=上手にしゃべれないのは良くない事」という感覚になってしまい、さらに吃音が不調になってしまうケースなどもあるそうです。そういう理由で、幼児期の場合は病院に受診してトレーニングをすることはそれほど推奨していないようです。あくまでスムーズに喋ることができる経験を積み重ね、環境づくりがメインとなります。

子供本人が一生懸命何かを言おうとなっている時に、待たずに先に口にしてしまったり、イラッとして焦せらせるようなことはしていないでしょうか? 忙しくていつの間にか、母親が口にする言葉が早口となってしまっています。こういった事で子どもが焦って口にするようになったり、言ったりすることへの恐怖感や、自信がなくなってしまったりしているのです。ゆっくりとリラックスして話せるよう、温かく見守ってあげることが必要不可欠になります。

■吃音症の薬によるケア

吃音症においての薬物治療法は未開拓な点もありますが、成人の場合、吃音症を悪くさせる要因となるメンタル面を落ち着かせ、脳の伝達物質を好転させるような対症療法として薬を使う傾向が見られるようです。

ルボックス
落ち込んだ気分、うつ気分の要因となる脳内物質を抑え、リラックス効果があります。

レキソタン
鎮静効果があり、緊張を軽減してくれます。

【オランザピン(ジプレキサ)】
非定型抗精神薬です。統合失調症の薬としても使用されます。

【交感神経β受容体遮断薬】
交感神経に働き、緊張をやわらげる効果があります。

吃音症のまとめ

子どもの吃音症は、お母さんやご家族からみてもホントに心配になる症状だと言えます。しかれど、その心配がかえって子どもを締め付けてしまう状態を起こさせていることもあるかもしれません。吃る原因は、明確には分かっていませんが、母親や家族でも処置できるやり方があります。それは、子どもがスムーズにしゃべれるように、無理がないゆったりした会話、言葉づかいを厳しく叱らない、ストレスを溜めすぎないような環境づくりに気を配っていきましょう。
又、どもる症状が始めの初期段階では、症状の出現の仕方に波があるため吃音を見過ごしてしまうことがございます。又、異変に気が付いても波の中で吃音がでない時期があると「良くなったのかな?」と考え違いしてほうってしまうことも。そうなってしまうと、吃音症状が悪化し、治療にも長期間かかってしまうかもしれません。なので、吃音の治療は、出来る限り早い段階から始めることが重要となります。と言うものの、子供がまだ小さい間は、子供がどもるのが発達段階なのか吃音なのか判別するのは困難だと思います。もしも、吃音の可能性を感じ取ったら、様子を見るので無く、いったん小児科や専門機関に相談するほうがいいと思います。

 

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