薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

初心者薬剤師さん救済のため、薬の名前の由来などをザックリ解説していきます。

タガメットは、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まってしまうので、タガメット服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

H2受容体拮抗薬 消化性潰瘍治療薬

タガメット(シメチジン)

アンタゴニストとメチアマイドで、タガメット(H2ブロッカー)

H2受容体遮断薬の(H2レセプター アンタゴニスト)の(タグ)、(メチアマイド)の(メット)で、(タグ-メット)⇒(タガメット

タガメットの効果・効能

1-胃潰瘍、十二指腸潰瘍。2-逆流性食道炎

タガメットの作用・働き

胃酸分泌を抑える事で、消化性潰瘍を改善します。

 

タガメットは、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まってしまうので、タガメット服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。

テノーミンは、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まってしまうので、テノーミン服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

β遮断薬 降圧薬(β1選択性ISA(-))

テノーミン(アテノロール)

ハイパーテンションとノーマルで、テノーミン(高血圧薬)

高血圧の(ハイパーテンション)の(テン)、正常なの(ノーマル)の(ノーム)で、(テン-ノーム)⇒(テノーミン)

テノーミンの効果・効能

1-高血圧症。2-狭心症、頻脈性不整脈

 

テノーミンは、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まってしまうので、テノーミン服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。

ジプレキサは、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まりますので、ジプレキサ服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

(非定形)MARTA(マルタ) 抗精神病薬

劇薬

ジプレキサ(オランザピン)

海外販売名の(ジプレキサ)より⇒(ジプレキサ

ジプレキサの禁忌疾患 糖尿病(体重増加による糖尿病悪化のリスク)

ジプレキサの併用禁忌

アナフィラキシー治療薬 エピペン(アドレナリン)血圧低下で失神のリスク

ジプレキサの効果・効能

1-統合失調症。2-双極性障害における躁症状、うつ症状の改善。

ジプレキサの作用・働き

ドパミンセロトニンの働きを調節することで、統合失調症の症状を改善します。

 

ジプレキサは、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まりますので、ジプレキサ服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。

インデラルは、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まりますので、インデラル服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。

β遮断薬 降圧薬

劇薬

インデラル(プロプラノロール)

インデラルの併用禁忌

トリプタン系片頭痛薬 マクサルト(リザトリプタン)作用増強のリスク

インデラルの禁忌疾患 気管支喘息(βブロッカー)気管支喘息の悪化のリスク

インデラルの効果・効能

1-高血圧症。狭心症。2-頻脈性心房細動。

 

インデラルは、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まりますので、インデラル服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。

テオフィリン製剤は、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まりますので、テオフィリン服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

キサンチン誘導体 気管支拡張薬(喘息予防)

劇薬

テオドール(テオフィリン)

テオフィリンとデュレーションで、テオドール(喘息治療薬)

一般名の(テオフィリン)の(テオ)、長時間作用するの(デュレーション)の(デュア)で、(テオ-デュア)⇒(テオドール)

テオドールの効果・効能

1-気管支喘息

 

テオフィリン製剤は、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まりますので、テオフィリン服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。

 

キサンチン誘導体 気管支拡張薬(喘息予防)

劇薬

テオロング(テオフィリン)

テオフィリンとロングで、テオロング(喘息治療薬)

一般名の(テオフィリン)の(テオ)、長く続くの(ロングアクティング)の(ロング)で、(テオ-ロング)⇒(テオロング)

テオロングの効果・効能

1-気管支喘息

 

テオフィリン製剤は、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まりますので、テオフィリン服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。

 

キサンチン誘導体 気管支拡張薬(喘息予防)

劇薬

ユニフィルLA(テオフィリン)

ユニとテオフィリンで、ユニフィル(喘息治療薬)

1日1回投与の(ユニ)の(ユニ)、(テオフィリン)の(フィル)で、(ユニ-フィル)⇒(ユニフィル

ユニフィルLAのLAは、長く効くの(ロングアクティング)の略で、ユニフィルLAです。

ユニフィルLAの効果・効能

1-気管支喘息

 

テオフィリン製剤は、たばことの併用で、喘息予防効果が弱まりますので、テオフィリン服用時は、禁煙を指導するのが、基本です。

ワーファリンは、納豆、クロレラ、青汁などと併用すると、ビタミンKにより、ワーファリンの抗凝固作用が阻害され、抗凝固作用が弱るので、 ワーファリン服用中は、納豆、クロレラ、青汁は食べてはいけません。

抗凝固薬(経口) 抗血栓

ワーファリン(ワルファリン)

ワーフとアリンで、ワーファリン(抗血栓薬)

開発者の(ウィスコンシン アルマーニ リサーチ ファンデーション)の(ワーフ)、(クマリン)骨格の(アーリン)で、(ワーフ-アリン)⇒(ワーファリン)

ワーファリンの併用禁忌

ビタミンK2 グラケー(メナテトレノン)ワーファリン減弱で血栓形成のリスク

抗リウマチ薬 ケアラム(イグラチモド)ワーファリン減弱で血栓生成のリスク

ワーファリンの効果・効能

1-血栓塞栓症による心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症の予防。

ワーファリンの作用・働き

ビタミンKの働きを邪魔することで、血栓が作られるのを抑え、血液の流れを良くします。

 

ワーファリンは、納豆、クロレラ、青汁などと併用すると、ビタミンKにより、ワーファリンの抗凝固作用が阻害され、抗凝固作用が弱るので、

ワーファリン服用中は、納豆、クロレラ、青汁は食べてはいけません。

 

ワーファリンなどの抗凝血薬は、投与量を間違えると、脳内出血など、命に関わる重篤な副作用の危険性がある薬です。

ワーファリンの投与量は、定期的な血液検査によって、決められます。用法用量は、必ず守ってください。

ワーファリンを飲み忘れた場合は、気が付いた時に、できるだけ早く服用してください。

ただし、飲むべき時間から、半日以上経過していたら、1回分をとばし、次回から、1回分を規則的に飲んでください。絶対に、2回分を一度に飲んではいけません。

 

ワーファリンを間違えて多く飲んでしまった場合は、脳内出血など、命に関わる重篤な副作用の危険性がありえますので、すぐに病院に受診してください。

 

ワーファリン服用中は、

骨粗鬆用治療薬のビタミンK2製剤のメナテトレノン(メナテトレノン)、抗リウマチ薬のケアラム(イグラモチド)、口腔・カンジダ症治療薬のミコナゾール(ミコナゾール)、

との併用はしてはいけません。ワーファリンの効果を下げてしまいます。

 

ワーファリンは、ビタミンKを大量に含む納豆、クロレラ、青汁などとの併用は、ワーファリンの効果を弱めるので、絶対に食べないでください。

 

ワーファリンは、血流をよくする薬ですので、怪我をする運動などは避けてください。

ワーファリン服用中は、歯茎の出血、原因不明の出血、血尿、血便など、普段と違うことを感じたら、主治医の診察を受けてください。