薬をわかりやすくザックリ解説  (薬剤師が教える薬の全て)

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パタノール点眼薬とはどんな薬?『パタノール』と『アレジオン』、同じ様なアレルギーの目薬の違うところは?薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)

 

パタノール点眼薬とはどんな薬?『パタノール』と『アレジオン』、同じ様なアレルギーの目薬の違うところは?~コンタクトレンズと添加物、保存料の有無の違いです。
 

解答:『アレジオン』点眼液は、コンタクトレンズをつけたままでも使えます。

 『パタノール(一般名:オロパタジン)』と『アレジオン(一般名:エピナスチン)』とは、2つともアレルギーを抑制する目薬となります。

 『アレジオン』点眼液については、保存料の添加物「塩化ベンザルコニウム」が混ざっていないので、コンタクトレンズ(ソフト)をした状態でも使用できます

 
アレルギー性点眼薬には、以下のような目薬が存在します。

 

アレルギー性結膜炎治療薬 眼科用薬

ケタス(イブジラスト)

アレジオン(エピナスチン)

パタノール(オロパタジン)

インタール(クロモグリク酸)ミタヤク

ザジテン(ケトチフェン)フサコール

リザベン(トラニラスト)

アレギサール・ペミラストン(ペミロラスト)

リボスチン(レボカバスチン)


 

解答の理由:保存料「ベンザルコニウム」の、コンタクトレンズへの影響を考えますと

 目薬は、水を含む影響でばい菌が増加しやすい薬です。
 当たり前ですが、ばい菌が増加した目薬を使用することは、目からすれば避けた方が良いでしょう。そういう理由で、1回使い捨てタイプ(例:『インタール点眼液UD』)の物を除き、点眼液には保存料であるベンザルコニウムが採用されています。

 「塩化ベンザルコニウム」は害のとても少ない信頼できる保存料の為、点眼液に採用されています。
 ですが、ソフトコンタクトレンズをつけた状態で点眼すると、「塩化ベンザルコニウム」はソフトコンタクトレンズに付着してしまいます。結果的に、「塩化ベンザルコニウム」は必要以上に角膜と接触をし続けることになって、角膜に悪影響をもたらしてしまうおそれがあります。

そんな理由から、コンタクトレンズははずしてから点眼し、10分ぐらい時間をあけてからコンタクトを付けなおすことが必要です。

※「ベンザルコニウム」が採用されている点眼液の種類です。
『パタノール(一般名:オロパタジン)』
『リボスチン(一般名:レボカバスチン)』
『ザジテン(一般名:ケトチフェン)』 (※UDには含まない)
『インタール(一般名:クロモグリク酸)』 (※UDには含まない)
アレギサール(一般名:ペミロラスト)』
『リザベン(一般名:トラニラスト)』
『ケタス(一般名:イブジラスト)』

 一方で、『アレジオン』は保存料として「リン酸水素ナトリウム」と「ホウ酸」を使われています)。こういった類の保存料はソフトコンタクトレンズに吸着しないので、装着した状態での点眼が大丈夫です。

薬剤師の立場での提案:データではわからない、使いやすさや使い心地

 薬の効果は、使いやすさや使い心地といった原因でも変化することが考えられます。
 常にコンタクトレンズを付けたり外したりしないといけないという作業が面倒になり、次第に目薬を使用しなくなってしまった、という事態になっては、どれほど効果的な薬であっても効果は見られません。

安直にジェネリック医薬品に変更したりすると、有効性がかわらないはずの薬に関しても実際の体調に異変が生じることがあるのは、こういった差も原因のひとつだと言えます。
 それとは逆に、ジェネリック医薬品に変更することで使いやすさや使い心地が素晴らしくなれば、その分だけ治療効果も高まる可能性も高いです。

 目薬が使いづらい、使うとすこし不快だ、といった風な感想は、迷わず医師・薬剤師に伝えて、自分に合った薬を発見できるようにしてください。


アレルギー性結膜炎治療薬を種類別に分けるとこうなります。

 

メディエーター遊離抑制薬とヒスタミンH1受容体拮抗薬あり

アレジオン(エピナスチン)添加物なし、コンタクトレンズOK

パタノール(オロパタジン)

 

ヒスタミンH1受容体拮抗薬

ザジテン(ケトチフェン)フサコール

リボスチン(レボカバスチン)

 

メディエーター遊離抑制薬のみ

 アレギサール・ペミラストン(ペミロラスト)1日2回でOK

ケタス(イブジラスト)

インタール(クロモグリク酸)ミタヤク

リザベン(トラニラスト)

 

 

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