2017-07-26 ヒアレイン点眼薬とは、ドライアイ治療の点眼薬です。ドライアイ治療薬のヒアレイン、ムコスタ、ジクアス点眼液の違いはなんでしょうか?薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て) 転職で ヒアレイン点眼薬とは、ドライアイ治療の点眼薬です。ドライアイ治療薬のヒアレイン、ムコスタ、ジクアス点眼液の違いはなんでしょうか?薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て) ヒアレイン点眼薬は、ドライアイ治療の点眼薬です。 ドライアイ治療の目薬で、主に使われる点眼薬は3種類あります。 ヒアレイン点眼、ムコスタ点眼、ジクアス点眼の3つです。 ヒアレイン点眼、ムコスタ点眼、ジクアス点眼には、どういった違いがあるのでしょうか? 涙は「油層」「水層」「ムチン層」の3層から出来ていまして、 適正なバランスで眼の潤いを保持しています。 このバランスが失われると水分が蒸発しやすくなって、ドライアイの原因となります。 眼の潤いをキープするために重要な作用がある成分としてムチンが注目されています。 このムチンの働きが弱くなったり、涙の量が減ったり、油分が減ったりするとドライアイの要因になります。 ヒアルロン酸ナトリウム(ヒアレイン点眼薬、ティアバランス点眼薬)昔からあるドライアイに使用される成分です。商品名でだと、ヒアレイン点眼液、ティアバランス点眼液が該当します。ティアバランスはヒアレインのジェネリックで値段が安く済みます。またティバランスの方が、指し心地が改善してよくなっています。成分であるヒアルロン酸ナトリウムは、保水性が高くて、涙液を安定化させて、もともとある涙を眼の表面に長く引きつけておく保湿作用があります。 ジクアホソルナトリウム(ジクアス点眼薬)商品名で言うと、ジクアス点眼液が該当します。ジクアスはムチン強化に注目した新型の点眼薬です。結膜から水分とムチンの分泌を促進します。水分を増やすのみならず、分泌型ムチンも増やしてくれますので液層が安定化されて、涙の質も改善してくれます。また脂質分泌も促進して、油層の機能を高める可能性があるともいわれています。 レバミピド(ムコスタ点眼薬)商品名で言うと、ムコスタ点眼液が該当します。ムコスタは目薬よりも胃薬の方が知られています。ムコスタ点眼液は最近発売された新しい薬です。レバミピドは胃粘膜のムチンを増やし、胃粘膜保護作用を期待して、胃炎や胃潰瘍治療薬として使用されています。このレバミピドを点眼すると、膜型ムチンを増やす働きが期待されていて、膜型ムチンが増えると、分泌型ムチンも増えます。分泌型ムチンが増えるのでジクアス点眼液同様に涙の質を改善します。 ヒアルロン酸ナトリウムは刺し心地がよいので人気がありますが ドライアイの効果としてはジクアスやムコスタの方が期待出来ます。 又、ヒアルロン酸ナトリウムとジクアス、ムコスタを併用することもあります。 視力回復 1日たったの13分でみるみるよくなる視力回復法~自宅トレーニングセット・CD-ROM,メールサポート付~