トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の注意点を解説。薬をわかりやすくザックリ解説(薬剤師が教える薬の全て)
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の量
トラマドール37.5mg、アセトアミノフェン325mg
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の最大量
アセトアミノフェン1日最大量4000mgまでなので、カロナールとの併用に注意。
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)警告
アセトアミノフェン1500mg/日 長期投与で、肝障害のリスクあり。
定期的に肝機能検査が必要
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の作用機序
トラマドールのノルアドレナリン・セロトニン再取り込み阻害効果により、鎮痛効果と
↑サインバルタのような効果
トラムセットは、サインバルタとモルヒネとカロナールを足したような鎮痛効果。
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の効能効果・用法用量
非ガン性慢性疼痛⇒1回1錠、1日4回。
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の最大量
1日最大8錠まで
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の注意点
胃腸障害を防ぐため、空腹時を避ける。連続服用の際は、4時間以上あける。
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の併用禁忌薬
抗パーキンソン薬のエフピー(セレギリン)
セロトニン増加により、セロトニン症候群が起きやすくなってしまうから。
トラムセットのノルアドレナリン・セロトニン再取り込み阻害により、セロトニンが増えてしまい、重複的にセロトニンが増えてしまうため。
トラムセット(トラマドール・アセトアミノフェン)の主な副作用(オピオイド)
悪心・嘔吐⇒緩和の為、制吐薬が出ることあり
便秘⇒緩和の為、下剤(酸化マグネシウムやスインプロイク)出ることあり
傾眠⇒車の運転しないように注意
めまい